ポイントのディジタル化
Cトラックポイント 24611,24612をCSで制御できるようにディジタル化した. 例として24611のディジタル化手順を示す.
ソレノイドとデコーダの取り付け
(1) | ![]() |
24611を用意する.この状態でも,手動ポイントとして使える.裏から稼働部にシリコンスプレーを塗る人が居るが,ディジタル化したポイントの導通部(ソレノイド,デコーダ)にスプレーが付着するとトラブルや故障の原因になる.もし塗りたい場合はつまようじ等を使って,ほんのわずかだけ塗る. |
(2) | ![]() |
ソレノイド(電動切替え器) 74490を用意する.なお,附属の「青青黄ケーブル」は使用しない. |
(3) | ![]() |
ソレノイドの棒状部の先端にある穴をポイント切替え部の突起に入れる.また,ソレノイド上面から出ている2つの白い突起をポイント側のくぼみに入れる. |
(4) | ![]() |
ソレノイドに附属のネジで,ソレノイドをポイントに固定する(2箇所). |
(5) | ![]() |
ネジ留めした. |
(6) | ![]() |
ポイント用デコーダ 74460を用意する.なお,当該ポイントの識別番号(1以上256以下)を決めておき,附属のマニュアルを参照しながらディップスイッチを当該識別番号にしておく. |
(7) | ![]() |
デコーダ附属のマニュアル p. 5(書いてある内容は実物のマニュアルを見てね) |
(8) | ![]() |
デコーダをポイントに固定する.デコーダの3箇所の穴を,ポイントの突起に合わせてギュッと押す.ネジは使わない.デコーダから伸びている「緑青黄ケーブル」は,ポイントの突起の内側を通すとよい. |
(9) | ![]() |
デコーダから伸びている「緑青黄ケーブル」のプラグを,ソレノイドのジャックに接続し,更に「赤ケーブル」をレール接続部のB側,「茶ケーブル」をO側に接続する. |
(10) | ![]() |
必ず識別番号が目視できるようにしておく. |
CSにポイントを登録
- ポイントとCSをフィーダーワイヤで接続する.
- CS最上段[ソレノイドアクセサリー設定アイコン]をクリックする.
- [Enter new solenoid accessory]を選択する.
- Address,Nameを設定し,アイコンを設定する(形の近いものを選択).
- CS最下段[ターンアウトコントローラアイコン]をクリックする.
- タブNo.(一般には自分の中でのレイアウト識別番号)をクリックする.
- CS最上段[アクセサリーコントローラ設定アイコン]をクリックする.
- ソレノイドアクセサリーのアイコンが2段に表示されるので,設置したい位置に近いアイコンをクリックする.
- [Select from list]を選択する.
- さきほど登録したアクセサリーを選択する.
ルート機能を使わずにポイント単体を切替えるときは,最下段[ターンアウトコントローラアイコン]→[タブNo.]→[切替えたいポイントのアイコン]をクリックする. アイコン自体が現在の状態を表す.