Viessmann 4554 ポイントモータを取り付ける手順
Viessmann 4554 ポイントモータは,ソレノイドの筐体サイズにデコーダも内蔵されている, 切替時の動作がゆっくり(メルクリン純正は瞬時)という特徴がある. 動作を見て楽しむため,または人に見て貰うため,レイアウト手前に少数配置するのは有効なアイテムだと個人的には考える. このポイントモータを取り付ける手順を説明する.
(01) | ![]() |
ポイントモータの蓋(本体の4分の1ぐらいの大きさ)を開ける. |
(02) | ![]() |
ポイントを切り替えるためのレバー部品が複数附属しているので,適当な物を選ぶ.R2ポイントでは「1〜3番」のどれでも問題なかった.写真は1番. |
(03) | ![]() |
稼働部分(写真03の白い所)を手で写真03のような角度にする. |
(04) | ![]() |
レバー部品の突起部(写真04の部品の左隅)を,写真03の中央よりやや右に写っている穴に入れる. |
(05) | ![]() |
手順04を終えた所. |
(06) | ![]() |
蓋を閉める. |
(07) | ![]() |
もしあれば,シリコンスプレーをポイント本体の稼働部分に吹き付けておく. |
(08) | ![]() |
ここからはアドレス設定を行う.本ポイントモータはデフォルトでアドレス1になっているので,これをアドレスNに変更する.CSにアドレスNのポイントをあらかじめ登録しておき,CSからポイントに給電しない状態で,ポイントモータの「黄線」と「緑マーカー付き青線」をレールの赤線(B)に接続し,ポイントモータの「茶線」をレールの茶線(0)に接続した後,ポイントに給電する. |
(09) | ![]() |
08の電気的状態を保ったまま(たとえばCSをSTOPにしたり,ポイントモータの線をポイントから離したりせずに),ポイントモータの「赤マーカー付き青線」をレールの赤線(B)に接続する. |
(10) | CSに登録しておいた,アドレスNのアイコンをクリックすると,ソレノイドが動いてアドレスNがポイントデコーダに記憶される. | |
(11) | ![]() |
配線をアドレス設定モードから運用モードにする.ポイントをCSから切り離し,ポイントモータの「黄線」と「赤マーカー付き青線」をレールの赤線(B)に,ポイントモータの「茶線」と「緑マーカー付き青線」をレールの茶線(0)にはんだ付けし,各線をまとめて終わり. |
(12) | こんな感じ. |